数あるグラスヒュッテのオリジナルコレクションの中で、最も視認性が高く、ドイツ時計の独特の趣を表しています。一方、偏心シリーズの中でも、一目でわかる逆さ時計は、時計ファンに愛されています。これまでの逆さ時計は、常に美学を追求してきましたが、今回の最新の逆さ時計は、ついに逆さ時計という細分化されたモデルに機能面での突破をもたらしました。
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逆ムーブメントとは、要するパネライコピーにムーブメントを逆さまにすることですが、その最大のメリットは、時計を外さずにムーブメントの美しさを見ることができることです。個人的にはコンセプトとしては気に入っているのですが、実際に着用してみて感じるのは、あまりにもストレートすぎるということです。文字盤に使われるすべての仕上げは凝っていますが、それはグラスヒュッテのストライプが文字盤の装飾としては過激だからかもしれませんし、ベゼルがないからかもしれません。要するに工業化が進みすぎて精緻さが失われてしまったのです。そして2021年からGOが彫刻を施した裏返しモデルを発売することになりましたが、確かに裏返しモデルは彫刻を施して生まれ変わっています。